まだまだ『車社会』と呼ばれ続ける日本のドライバー事情!
いったい日本の道路(公道)を許可されて走れる車の数はどれだけあるのでしょうか?
一般財団法人 自動車検査登録情報協会によれば、R4の12月末現在の公表では82,739,619台もの車両がナンバープレートを取り付けて日本のあちこちの道路を走っています。
すごい数ですよね!!
どうりでちょっと車で出かけようものなら、日本の狭い道路事情では、年中どこに行っても交通事情が悪いはずです。
車社会と上手に付き合って行くためにどうすれば良い?
18歳になれば、車の免許が取れますが、免許を取っても長期に渡って車に乗らない場合(ペーパードライバー)や最近の傾向であれば、若い世代の車離れで車自体を所有せずに必要な時にレンタカーを借りる事も多くなってきています。
またサブスクで車を利用することで維持費や初期の新車購入費を抑えることができます。
このようにプライベートでの車の活用は、それぞれの都合で利用すれば、あなたのライフスタイルに合わせたカーライフを費用面で定額に抑えたり、必要に応じて車で余暇を楽しんだり出来ます。
しかし、事情が会社での仕事でどうしても、社有車や営業車を運転しなければいけないとなれば、話は変ります。
恐らく完全自動運転車が普及したり空飛ぶくるまが町中に飛ぶような時代は、もっと先の近未来のことでしょう!
ならば、いかに自家用だろうが営業車だろうが、この先ストレスなく快適にしかも事故や違反をしない運転の術を身につければ、余計な手間と無駄な時間を使わずにすみます。
しかもそのような車の運転さえ出来れば、あなたのカーライフは、仕事であればより一層今後、給与にも反映され続けることになります。
仕事や転職先で営業車を使うことになれば、やるべき5つのコツ
① まずドライバーであるあなた自身の性格を知っておく
私の場合は、普段は落ち着いて冷静に考える思考があるのに、ハンドルを握ってしばらくするとまるで別人格が自分の中にいるのでは?となるくらい冷静さを失います。
典型的な”いらち”ドライバーで、常にセーブしなければならないドライバー不適格者です。
どうしても他のドライバーの運転の仕方にいらいらしたり、どうしてもっとスムースに車を動かせないのか?とかルールを守れないのか?とか一々腹立たしく感じます。
この性格は、自身を擁護する訳ではありませんが、他人の運転が気になるくらい、良く周りが見えている証拠でもあります。
逆に、運転そのものに無頓着過ぎたり、周りが見えていないとか気にしなさ過ぎは、事故や違反を起す可能性もありますので気を付ける必要があります。
例えば、良く周りが見えていて心の余裕があれば、信号のない横断歩道で歩行者が確認できていれば、すぐに徐行運転して歩行者へ横断させることができるなどです。
この事例は、交通ルールを守るだけでなく、あなたの仕事での顧客への対応にも直結する配慮であり顧客満足にも繋がる行為です。
このような理由でまずあなたが、車を動かす上で性格が及ぼす運転への影響が何かを自己分析して最初に見極めましょう!
② 社有車の装備を確認して居心地の良い空間作りをする
社有車なのであなた自身が希望する車内の装備(例えば、カーナビの種類、ドリンクホルダーや芳香剤など)は、会社の資産でもある車には、当たり前ですが余計な経費はかけれません。
しかし、折角与えられた社有車や営業車なので自身で工夫しながら車を使って仕事をしやすくしたり快適に安全も確保しながら運転したいですよね?!!
私の場合なら、顧客や打ち合わせ先への運転距離が長いので、腰に負担がかからないように、腰へ充てるクッション材。
1人で運転することが多いので、車内のカーナビに再生用のCDが付いているので好きな音楽を聴くためにCDを用意したり⇨当日の仕事内容によりますがテンション上げながら仕事に臨むならおすすめです。
コロナ渦が長期に続いたので、自分専用にマスクや安い除菌ティッシュとかめがね拭きを常備して車内に戻れば、感染予防を心懸けたりしていました。
当然これらの経費は私物なので自分で用意するのが前提です。
もし社有車が他の社員と共用であれば、臨機応変に私物の回収などは、あなた自身で管理するのも当然です。
何より快適な運転に結びつける準備をして車を動かすことが大事です。
③ 運転席のポジショニングを完璧にする
車を動かす前に、あなた自身の最適な運転席(シート)の位置がどこにあるか体が覚えていますか?
営業車は、自家用車と違い運転席位置の自動設定がボタン1つで出来るとは限りません。
社有車に乗る度にその都度運転席の位置を調整しなければなりません。(専用車なら別ですが)
このベストなポジショニングは、次の説明にあるドアーミラーのミラー調整にも結びつきます。
ハンドルを握る位置や前方の視界の見え方、ブレーキやアクセルを操作し易い足の位置に合わせた運転席の前後の位置関係を常に違和感なく同じ位置で運転する前に設定しておきましょう!
④ ドアーミラーに写る後方画像は、この写り方!
私が一番こだわるのは、ドアーミラーに映る後方の写り方です。
まずは、運転席側から⇩(このあとの写真画像も含めて、私が運転席に座った時のそのままの見え方として掲載しています)
そして実際の道路上での見え方がこちら⇩(念のため全ての画像は、信号待ちもしくは停止状態で撮影しています)
そして次に助手席側のドアーミラーの見え方はこちら⇩
同じく道路上での後方車両の見え方がこちら⇩
運転席側と助手席側の後方の写り方は、どんな車種に乗ったとしても写真のように何十年と同じように見えるよう調整しています。
この写り方が、ドアーミラーで後方の車の動きや左後方からくるバイクそして交差点を左折の際の歩行者の巻き込み防止、一番は、死角になる空間を最小範囲に抑える最適な見え方がこの写り方だからです。
次にその死角になる範囲とは、次の写真で確認するとこちら⇩
では、同じくドアーミラーではどのように映っているかがこちら⇩
見えない範囲のほとんどは、運転席から見て車のドアー横の扉の下になります。
当然ですが、歩行者であったりバイクや自転車が助手席側のすぐ横にいるかどうか?は、目視で横へ目線を向ければすぐに判別できます。
なので実際の運転中で走行状態であれば、ほぼミラーで安全確認できる見え方です。
このように自車のドアノブと自車のボディーが画像のようにミラーの中にきわに写るような調整をしてください。
そして安全確保のために目視を大事にするのは、左折をする約20Mあたり手前からその交差点に向かっている歩行者や、自転車そしてバイク(後方もミラーで確認)の存在を早めに見極めることです。
⑤ この方法で車体感覚を身につける
よくありがちですが、狭い道路でお互いの車をすれ違いさせる時に感じるのは、自車の車の大きさの感覚が分からないドライバーさんが一定数おられる事実です。
運転席から見る風景ほど、実は、車の大きさは、見た目感覚ほど大きくなく、にも関わらず、狭い幅の道路がより狭く見えて車を動かせないと思っていることです。
その感覚を感覚に頼らずに実際の判断を眼で確認する方法は、これしかありません。
ボンネット(車内ではダッシュボード)の中心を基準に車体感覚を判断する方法です。
写真の路肩の黄色の矢印である内側線が車をこれ以上左に寄せられる最低ラインなら車を降りて確認するとこちら⇩
お分かりのように、余裕を見てボンネットの中心を左側へ少しずらして車を停車させてみても路肩の内側線には、乗っかっていません。
もし運転席から見える中心を、上の写真の黄色の点線へ右に合わせればより路肩の内側線から離すことができ安全なので意外にも車の大きさや幅は、広くないのです。
スピード上げての走行時にも出来るだけ安全は、確保しながらも右側の車両との接近で危険と判断して左へ寄せる必要があれば、この感覚をぜひ知っておきましょう!!
車の運転を極めたあなたは、自動運転やAIよりも勝るその理由!
車の運転は、簡単ではありません。
一言で言えば、コンピューターでも出来ないような分析力と瞬時の判断を必要とします。
それくらい周囲の刻々と変化する情報を人間の頭脳は、的確に処理し続けています。
そしてその情報処理能力は、無事故無違反で運転出来るドライバーさんなら、将来全車完全自動運転の未来が来たときには、無事故無違反の車社会到来の世界と同じだからです。
なので全ての道路状況を把握し交通ルールを守りながら、他の車や歩行者の動きを感知して自車の走行指示命令を的確に行なっています。
そんなドライバーは、すでにAIの頭脳を手に入れて実践しているようなものです。
運転術をマスターすれば、営業の売り上げにも繋がる理由!
先程のAI頭脳を手に入れたという表現は、裏を返せば、事故や違反を発生させない為の分析力に優れており又周りへの配慮が出来て交通ルールを守れるという責任感と自覚の表れです。
営業車なら、社名やロゴ、企業の宣伝などその運転車の走り方そのものが、その企業価値をあげたり、その運転者の普段の車の動かし方を他人が見てその会社を評価しています。
それだけではありません。
単に仕事の移動手段として車を利用するだけでなく、得意先や突発的なクレームで現場へ急行するなどその道中での車の運転中での時間の使い方に営業売り上げにも直結するからです。
それは、得意先でのプレゼンや商談をまとめるための最後のイメージトレーニングの場であり、クレームなら対応方法の検討と想定問答を組み立てる場の最終調整であったりです。
そのときにいつもの冷静沈着に運転ができるドライバーならこの最後のイメージトレーニングに費やせる車の移動中の時間があれば、相当有効に仕事の成果にも繋がります。
当然普段からの車中での仕事の悩み解決や問題解決に費やす時間も利用価値は十分にあります。
運転技術が進化すれば、運転自体が、仕事と同じ感覚で仕事にも反映させることが出来る理由です。
運転がマスター出来ない間は、疲れや、運転に集中しすぎて余裕が無いため先程の売り上げに直結させるような考え方が出来ずに時間の有効活用にならないためです。
車の運転にも慣れ始めれば、出先での効率化をこのアプリでできるそんな記事はこちら⇩
色んなアプリの中から一押しのアプリを紹介します 家の周辺はもちろん車で出かけて知らない場所でも このアプリがあれば、行きたい場所やオープンしたての店に食べたい店や駐車場探しも何でもすぐに探せるアプリ 日常生[…]
車の運転を極めれば、あなたの人生を豊かにしてくれる本当の理由とは!?
運転を極めると言う表現は、大げさのように聞こえるかも知れません。
初心者からすれば、何も無いに超したことはありませんが、私のように地球10周以上も走っていれば色々な事が起きます。
駐車違反、スピード違反、一旦停止違反、転回禁止違反、通信機器保持違反などそれ以外に、大きな事故は、幸いにありませんが、示談で済むような当てた当てられたなどたくさんありました。
自家用なら、妻と共同名義で保険加入をして任意では、決して安くはない保険を毎年掛けていたお陰で物損や修理代にも多額の費用が発生しましたが保険処理で100%費用が賄えました。
このようなことは毎回思う事ですが、非常に時間やお金が無駄に飛んでいきます。
社有車であれば、始末書を書かされたり仕事にも影響が出ますのではっきり言って損です。
最初に述べました車社会がこの先まだ続きそうですので、いかにこのリスクや時間と費用の無駄が省けるかがあなたのドライバーズライフをいかに快適に過ごせるか?
車の運転席に座る度に意識して早めに自分なりの運転を極めるようにしましょう!!
まとめ
最後に快適な運転をして会社や車社会で信頼されるための運転5箇条です
- 自動運転にも負けないようにドライバーであるあなたの性格を見極めよう
- リビングのような快適な車内空間を作ろう
- あなたに合う最適な運転席のポジショニングにしよう
- ドアーミラーに写る後方画像を最適化しよう
- 自車の車体感覚をダッシュボードの中心でつかもう